2013年04月17日

運航を優先するのでしょうか?→ B787の試験が「完了」 公聴会で米航空局長官

 米連邦航空局(FAA)のフエルタ長官は16日、米上院の商業科学運輸委員会の公聴会で、バッテリーの重大トラブルで運航停止中のボーイング787について「ボーイング側の試験は完了した」と述べ、データ検証を残すだけになったとの認識を示した。

 長官は解析中のデータが「FAAの要求を満たせば(運航再開に必要な)新バッテリーの認証を与える」としたが、具体的な判断時期については言及しなかった。

 787のトラブルの原因はいまだ調査中だが、ボーイングは耐熱性を向上させるなどバッテリーを改良し、試験飛行も実施している。FAAを傘下に持つ米運輸省のラフード長官は15日に「(運航再開は)近いうち」と発言しており、改良バッテリーの認証判断の時期も遠くないとみられる。

(引用:産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130417/fnc13041708260003-n1.htm

原因が分からないままテスト飛行を許可したFAAですが、

このまま運航再開にOKを出すのでしょうか?

技術的な原因究明ができなくても、

対処療法で飛行機が墜落しないのであれば

FAAとしてはビジネス優先で考えるのでしょうかね?


「FAAの要求を満たせば(運航再開に必要な)新バッテリーの認証を与える」

とありますが、

FAAの要求の中に「原因の究明」は入っていないのでしょうね。

入っていれば最初からテスト飛行もしませんからね。


発火原因が分からないまま発火したとしても大丈夫

という判断が下されるようなら、

前代未聞の安全対策と言うことになりますね。

posted by Import-EV at 09:56| Comment(0) | バッテリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月28日

EVでも発火しましたか、困りましたね→ リチウムイオン電池溶ける=PHV、EVで発火・発熱事故―三菱自、生産を当面停止

 三菱自動車は27日、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」で、リチウムイオン蓄電池の一部が熱で溶ける不具合が見つかったと発表した。神奈川県内の販売店で充電した納車前の車両から異臭が発生し、内部を調べたところ、21日に見つかったという。

 また、電気自動車(EV)「アイミーブ」の蓄電池の充電検査を同社の水島製作所(岡山県倉敷市)で行った際、発火する事故が18日に起きたことも公表した。

 これらの電池は、電池メーカーのGSユアサ(京都市南区)、三菱商事、三菱自の共同出資会社、リチウムエナジージャパン(LEJ、滋賀県栗東市)が製造した。GSユアサをめぐっては、米ボーイングの旅客機787型機に搭載したリチウムイオン電池でも、発火事故が発生。記者会見した三菱自の中尾龍吾取締役は、「関連性については何とも言えない」と述べるにとどめた。

 アウトランダーPHEVは1月に発売され、約4000台が販売済み。中尾取締役は、電池の製造過程で金属片などの異物が混入してショートした可能性を指摘した上で、「1〜2週間以内に原因を究明する」と語った。三菱自は当面、生産と販売を停止し、顧客には外部から充電しないよう呼び掛けるとともに、リコール(回収・無償修理)の必要性を検討する。

 アイミーブの電池発火事故はまもなく鎮火し、けが人はなかった。三菱自は原因を調べており、LEJ製のリチウムイオン電池を搭載したアイミーブと「ミニキャブ・ミーブ」の生産を一時中止する。

(引用:時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2013032700927

B787でのリチウム電池の発火事故で

EV(電気自動車)でも同じ事故が起きる可能性がありましたが、

やはり起きましたね。

海外のEVでリチウム電池が発火した事故は何件かありましたが

日本では初めてですかね。


記事ではB787との関連性は何とも言えないと報じていますが、

同じメーカーのリチウム電池ですから

関連性があると考えるのが自然でしょう。


原因は記事にも書かれているように

製造過程で金属片などの異物が混入してショートした可能性

が高いのでしょう。

以前、ソニー製のリチウム電池を搭載したパソコンが発火した事故でも

金属片などの異物の混入が原因でしたからね。


1000億円の補助金を出して充電設備を充実させる予定ですが、

それ以前にバッテリーの安全性の問題が問われる可能性もありますね。


B787の場合は飛行中に発火すると墜落するという惨事になりますが、

EVの場合は気が付いた時に停止して対応すれば何とかなるかと思います。

ただ、記事の例のように夜中に充電中に発火すると

車庫で火事になる可能性がありますから、

ちょっと怖いかもしれません。


B787もEVも安全第一です。

posted by Import-EV at 10:03| Comment(0) | バッテリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月13日

認可しましたね、驚きです→ 「787」試験飛行、米当局が認可 改善案の効果検証

 米連邦航空局(FAA)は12日、ボーイングに対して相次ぐトラブルで運航停止中の新型機「787」の試験飛行を許可したと発表した。ボーイングが電池などの設計を変更して発火事故が起こりにくくする改善案を提示しており、この効果を検証する。ただ、すぐに営業飛行の再開につながるかは不透明だ。

 試験飛行はボーイングの改善案を採り入れた2機の787で行う。電池を構成する「セル」と呼ばれるリチウムイオン電池の隔壁を強化して、仮にセルがショートしても他のセルに高熱が伝わりにくくする。発煙した際の煙の除去機構の改善なども採り入れる。FAAが設定した複数の基準を満たすかを試す。試験は数週間かかる見通しだ。

 試験飛行で安全が確認されれば、FAAが営業運航を再開するかが焦点となる。ボーイングのマックナーニ最高経営責任者(CEO)は「FAAの承認は営業運航再開に向けた重要かつ歓迎すべき一歩となる」との声明を発表した。

 だが、FAAを傘下に持つ米運輸省のラフード長官は「新しい設計の安全性に満足できない限り営業運航の再開は認めない」と慎重な姿勢。独立機関の米運輸安全委員会(NTSB)が統括する事故調査は難航しており、電池が発火した原因は特定できていない。このためボーイングの改善策ではセルがショートすることを防ぐことは難しいとみられ、仮に試験飛行が成功してもすぐに営業運航の再開を認めるかは難しい判断となる。

 787は1月に発生した相次ぐ発煙事故などを受けてFAAなどが1月16日に運航停止を命令。この間、顧客である航空会社が新規路線の開設延期や度重なる欠便を強いられており、ボーイングは2月22日に事故調査の結果を待たずにFAAに対して改善案を提示した。

(引用:日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1301A_T10C13A3EB2000/

驚きですね、FAAがテスト飛行を認可しました。

記事にも記述がありますが、

「仮にセルがショートしても」「発煙した際の...」

という状況ですから、

発火する恐れのあると分かっていてテストするわけです。


記事の後半に厳しいことも書かれていますが、

それが本当であればテスト飛行することの意味がありませんね。

何故、テスト飛行を認可したのか?非常に疑問です。


こんな状態でB787が営業運転したとしても

怖くて誰も乗りませんね。

少なくとも私は乗りません。

ラベル:B787 バッテリー
posted by Import-EV at 13:16| Comment(0) | バッテリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする