2014年03月25日

待望のT-705がやっと販売開始!→ 抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠200mg」の日本国内での製造販売承認取得のお知らせ

富士フイルムグループの富山化学工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:菅田益司、以下、富山化学)は、このたび、錠剤タイプの新しい抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠200mg」(一般名:ファビピラビル、開発品コード:T−705、以下「アビガン」)の製造販売承認を取得いたしましたのでお知らせします。

富山化学 抗インフルエンザウイルス薬「アビガン(R)錠200mg」の日本国内での製造販売承認取得のお知らせ の詳細はこちら
http://www.toyama-chemical.co.jp/news/detail/140324.html?link=n2u

インフルエンザウイルスは、感染した細胞内で遺伝子を複製し、増殖・放出することで他の細胞に感染を拡大します。現在、治療に用いられているノイラミニダーゼ阻害剤は、その放出を阻害して感染の拡大を防ぐものですが、「アビガン」は、ウイルスの細胞内での遺伝子複製を阻害することで増殖を防ぐという新しいメカニズムを有する薬剤(RNAポリメラーゼ阻害剤)です。本剤のこのような特徴から、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)及びA(H7N9)等に対する抗ウイルス作用が期待されており、実験動物レベルでは既に効果が確認されています。
「アビガン」は、最近のインフルエンザを取り巻く現状をふまえ、新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、ノイラミニダーゼ阻害剤等の他の抗インフルエンザ薬が無効又は効果不十分である場合に備え、新しいメカニズムを有する「アビガン」を使用可能な状況にしておくことは意義があると判断され、世界に先駆けて国内で承認となりました。
「アビガン」は、新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、本剤を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合に、患者への投与が検討される医薬品です。したがって、直ちに医家向けに販売するものではなく、厚生労働大臣から要請を受けて製造・供給等を行います。

富山化学は、「アビガン」に対する社会からの期待を真摯に受け止め、厚生労働大臣から製造要請があった場合に備え、流通管理と安全対策に十分留意しつつ速やかに対応ができるよう、安定供給体制を構築していきます。

富士フイルムグループの富山化学は研究開発型企業として「新薬開発を通じて世界の医療の発展に貢献する」ことを目指しています。

【付帯情報】
・富山化学 抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(R)200mg」の日本国内での製造販売承認取得
http://itm.news2u.net/items/output/121213/1

(引用:財経新聞)
http://www.zaikei.co.jp/releases/158731/

H5N1型高病原性鳥インフルエンザウィルスの

パンデミックが懸念された2008年ごろ、

この新薬の開発が行われており、

商品化の期待がかなりあったような記憶があります。

6年かかってやっと販売承認ですね。

新薬の開発はこれだからお金がかかるのですね。

まぁ、薬の効果の確認以上に

副作用がないかの確認に相当時間がかかるのかと。

プログラム開発で言う「バグ取り」ですね。


H7N9型ウィルスの中にはタミフル耐性もあるようですから、

この新薬で治療できるとなると期待が大きいですね。


H5N1もH7N9も日本での人への感染は確認されていませんので、

本当に効くのかどうかは使ってみないと分からない

と言ったところなのかもしれません。


H7N9は中国、H5N1は東南アジア諸国で感染が発生していますので、

そちらで試してみるというのもありかと思いますが、

各国の新薬の承認プロセスがどうなっているのかにより

使えないかもしれませんね。


国によって基準やプロセスが異なるのが厄介ですね。



posted by Import-EV at 11:44| Comment(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月23日

感染拡大ペースが早いです→ 鳥インフル感染400人 昨年3月以降

 中国広東省の衛生当局は22日、同省スワトー市の男性(62)が鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染したと発表した。昨年3月に初めて感染者が確認されて以降、中国を中心に香港なども含めて確認された感染者は計400人になった。

 今年に入ってからの感染者は251人で、うち79人が死亡している。広東省と浙江省で感染者が今年約90人ずつ出ており、両省を中心に感染拡大が続いている。

(引用:MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140323/chn14032301390001-n1.htm

2年間で400人の感染者ですね。

死亡率も3割ほどです。


高病原性の鳥インフルエンザでは、

H5N1型がパンデミックが懸念されていたのですが、

H5N1型の感染者数は2003年からの約10年間で650人、

そのうち死亡者が386人のようですから、

2年間で400人の感染者は感染スピードが速いですね。

H5N1型の感染者データはWHOのこちらのデータを参照してください。


死亡率から見るとH5N1型の5割以上ほどではありませんが、

3割でも高い死亡率です。

感染スピードが速く感染者数が増えれば

感染死亡者の絶対数も増えていきますね。


中国国内でとどまっている分には日本への影響はありませんが、

人−人感染が起きれば一気にパンデミックになる可能性もあります。

気になりますね。

ラベル:H7N9
posted by Import-EV at 10:31| Comment(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月04日

H7N9鳥インフル、まだまだリスクあり?→ 広東省で4人死亡 鳥インフル、過去1週間

 中国広東省の衛生当局は3日、2月24日から3月2日までの1週間で、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染した男女計4人が死亡したと発表した。

 3人は既に感染が確認され入院していた人で、1人は新たに確認された同省珠海市の59歳の男性。今年に入ってからの死者は57人で、感染者は香港などで確認された4人を含め計231人となった。

(引用:MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140304/chn14030400220001-n1.htm

日本では最近あまりメジャーには報道されなくなりましたが、

中国でH7N9鳥インフル感染者や感染死亡者は減っていないみたいですね。


昨年の発生から累計の感染者数と死亡者数がどのくらいか、

こちらのサイトの情報をまとめると出てくるのですが、

WHO(世界保健機関)

東京大学医科学研究所-アジア感染症研究拠点

ちょっとめんどくさい。

H7N9_by_WHO.png

WHOの週別感染者数を足すと383人になります。

昨年は100人越えと言われて騒がれていましたが、

今年は既に200人越えなんですが、

日本ではあまり騒いでいませんね。


以前の投稿にも書きましたが人口比率で言うと1/10なので、

日本で言うと38人くらい感染して7-8人くらい死亡した

という話だと思います。

そろそろ注意する方が良いくらいの数字になってきたかも。


中国に行かれる方はご用心を!
ラベル:鳥インフル H7N9
posted by Import-EV at 11:11| Comment(0) | 鳥インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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