「ドローンプログラミング学習」
のVer 2.0をリリースしましたので投稿します。

Ver 2.0では、
TelloのカメラでQRコードを検出したときの処理を
「IF文設定」画面を新たに設けて
IF文を使って分岐できるようにしました。
実は、ある小学校の先生が
本アプリをとても気に入っていただいたようで、
本アプリの改善に関してメールベースで
やり取りさせていただいております。
そのやり取りの中で、
小学校におけるプログラミング学習では、
この「IF文」の理解が非常に重要であると、
力説されました。
私自身も本アプリを開発しているときに
IF文を学習することはとても大事だけれども
どうやってIF文を本アプリで実施すればよいのか、
全く良いアイデアが浮かびませんでした。
なので、単純にQRコードを見つけたら
「○×問題」を出題するという対応で
ごまかしていました。
で、今回Ver 2.0では、
「IF文設定」画面を設けて
この画面でQRコードを見つけた時の処理を
IF文で分岐できるようにしました。

まず、
設定時間内にQRコードを見つけたかどうか、
見つけた場合は次の処理へ、
見つけられなかった場合は
elseの処理で設定した音を鳴らし終了。
QRコードの文字情報によりIF文によりさらに分岐。
「○×問題」では回答情報として
「#0」「#1」のどちらかの文字列が含まれるので、
そのどちらかが含まれる場合は「○×問題」、
どちらも含まれない場合はそれ以外の処理、
となります。
それ以外の場合は設定した音を鳴らし、
好きな文字列を2か所設定し、
それぞれの文字列が含まれる場合は
それぞれの処理を行い、
それらの文字が含まれない場合は
elseの処理を行い終了。
本当は生徒さんに自由に
IF文を作ってもらうのが一番なのですが、
それを実現するのが難しいので、
このような固定のIF文構成になりました。
これでもIF文の理解は
十分できるかと思いますので、
よろしければお試しください。