2018年03月26日

IPv6しか使えないWiFi環境って、どのくらいあるの?

久々の投稿になります。

動画作成アプリをアップルに審査申請したときに

思わぬ理由でリジェクト(不合格)されたので

ちょっと備忘録として残しておきたいと。


どんなアプリを作ったのかと言うと、

写真に音声をつけてそれを動画にするという

単純なアプリです。

iMovieでも写真から動画を作成することはできるのですが、

結構、設定や作業が面倒なので、

バカちょんで

「写真+音声=動画」

が作れるアプリを作ってみました。


本題は「どんなアプリなのか」ではなくて、

このアプリをアップルに審査申請したら

「IPv6だけのWiFi環境でアプリが落ちた」

と言う理由でリジェクトされたことです。


現状、一般的なWiFiはIPv4が多いと思いますが、

世の中ではIPv6への移行は徐々に進んでいます。

アップルも2016年に

「IPv6環境でもアプリが正しく動作すること」

がアプリの審査通過の必須条件となりました。

そのような条件になった以降も

当社ではいくつかアプリを作っていますが、

IPv6関連でのリジェクトはありませんでした。

今回初めてリジェクトされて、

「なんじゃ、そりゃ???」

と思いました。


IPv6だけのWiFi環境って、世の中にあるの?


うちの自宅の光インターネットのWiFiルーターは

IPv4とIPv6のどちらも使える「デュアルスタック」らしく、

すでにうちではIPv6が使えるのです!(新たな発見!)

なので、iPhoneをIPv6でつないでみようと思い

アップルにつなぎ方を聞いたのですが、

「手動ではつなげられません、自動でつながります」

とのこと。

じゃあ、もうすでにIPv6でつながってる?

いいえ、IPv4でつながっています。

え?じゃあ、どうやってIPv6がつながるの?

???

... 結論は、IPv6ではつながりません!!!

はい???


良く分からないでしょ。

アップルはIPv6だけのWiFi環境でも

アプリが正常動作するように義務付けている、

でも、今の世の中にはそのような環境はほぼ存在しない。

存在するとしたら、

全てのWiFi機器がIPv6にしか対応していない環境です。

企業内の閉ざされたWiFi環境とかですかね。

でも、一般に販売されているWiFi機器が

IPv6しか対応していないものは少ないです。

過去に販売されたWiFi機器はIPv4しか使えないものが多いので、

それらが枯渇するまでIPv4対応はなくなりません。


じゃあ、どうやってIPv6だけのWiFi環境を作るの?

アップルがそのような環境が作れるシミュレーターを

用意しています。(なんと!!!)

IPv6 DNS64/NAT64ネットワークのサポート

このサイトに詳しく書いています。(興味ないか)

仕方ないので、この環境を作ってみてアプリを動作させました。

アプリは落ちない!!!

落ちないじゃん!!!

どういうこと???


「アップルが指定するIPv6環境でもアプリは落ちなかったぞ!」

と、アップルに連絡すると、

「こちらでもう一度確認してみるね」

って。

それ以降、その件でのリジェクトはなくなりました。(笑)


そもそも、動画作成アプリでWiFi接続するような処理は

一切実装していません。

なのに、なんでIPv6だけのWiFi環境でアプリが落ちるの?

WiFi接続していないのに。

訳分かりません。

なんか、iOS側の問題じゃないの?

と、疑ってしまいます。


くやしいので、アップルテクニカルサポートに

コードレベルでどこが悪くてアプリが落ちたのか、

調べてもらってます。

結果が出たらお知らせします。(興味ないか)

posted by Import-EV at 11:37| Comment(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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