2017年11月15日

IBMの人工知能(AI)「watson」を使ったチャットボット

先の投稿でも書きましたように、

IBMの人工知能(AI)「watson」を使って

チャットボットアプリを作っていろいろ試しています。


AIを使ったチャットボットは、

基本的にはあるジャンルに特化した話題で

出来るだけ自然に会話できるようにするもの、

と理解しています。

例えば、JALのお子様連れのお客様へのQ&A対応などです。

全ての搭乗客からのQ&Aとなると、

想定されるQuestionsが膨大となり、

それに対するAnswersも天文学的数字になるので、

現状ではビジネス的に実現するのは相当難しいですね。


ということで、

私が試しに作ったチャットボットにも

とりあえず2つのことだけをやらせてみました。


1.吠える

言い忘れましたが、

このチャットボットはペットのKoco(トイプードル)と

会話するような前提で作りましたので、

「吠える」という動作をさせました。

watsonが「吠える動作をする」と会話から理解すると

アプリで吠える動作を実行するというものです。


チャット画面で「吠えて」とか「吠えろ」とか言うと

それが「吠える動作をする」と理解し、

アプリに組み込んでいるKocoの吠える声(mp3)を

再生します。


【ここで一言】

わざわざAIを使わなくても似たようなことはできます。

例えば、画面に「吠える」「吠えない」という選択肢を用意して

「吠える」が選択されると吠える動作をするとか、

あるいは「吠えて」という特定の文字列を送ると

吠える動作をするなどです。


AIの利用価値があるのは、

どのような会話(文字列)が送られてくるか分からない状況で

その意図を理解して正しい動作をするとか

正しい回答を返信することです。

「不特定な会話に柔軟に対応できる」というのが

AIの一番の「売り」です。

なので、この「吠える」と言う動作では、

「吠えろ」「吠えて」「吠えてほしい」などなど、

色々な表現で言われてもwatsonがそれを理解し

吠える動作を言われていると認識すれば

吠えるようになっています。


2.踊る

踊るチャット.jpg

「踊って」「踊れ」「踊ってくれない」「踊ってほしいな」...

などと言うとwatsonがそれを理解し

画面にKocoが躍るアニメーションを表示します。

踊る.jpg

上記は静止画なのでアニメーション動作しませんが、

実際はKocoがアニメーションで踊ります。

今回はGIFアニメーションを使いましたが、

mp4などの動画も表示できます。


以上が最初に思いついて作ったものです。


これだけじゃ面白くないなーと思い、

自分でこのような会話が必要なときはどんな時?

と考えたら、

例えば、風邪をひいて熱でうなされているときに

会社にお休みの連絡をしたいけど、

メール打つのもうっとうしいというときに、

「会社休む」とひとこと言うと

自動的に会社にお休みのメールを出してくれると

助かるのかなー、と思いましたので、

それを作ってみました。


3.会社休むメール送信

会社休むチャット.jpg

上記のように「会社休む」と言うと

watsonから「会社にお休みのメールするね」と返事が来て

あらかじめ設定しておいたメールアドレスに

あらかじめ設定しておいた文面のメールを作り、

画面に表示します。

例えば、こんな感じ。

メール.jpg

この画面で右上の「送信」をタップすると

メールが送られます。


メールではなく、TwitterやFacebook、LINEなどへ

投稿することもできます。


最近売り出されたAIスピーカーのように

家電をコントロールしたりすることも

基本的には可能です。

iPhone端末に保存されている音楽や動画を

自動再生することももちろんできます。


watsonは色々できるのですが

「学習できていること」が前提となります。

学習できていないことはできません。

したがって、現実的には

ある程度用途を決めてwatsonに学習させてから

実際に運用するということになりますね。


何か具体的に試してみた用途がありました

こちらで試してみることもできますので

お気軽にご連絡ください。

posted by Import-ev at 12:08| Comment(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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