2014年07月25日

どんな電池?↓ (1)空気と水とアルミで1600km走る、変わるか電気自動車 (2)「液体電池」で600km走る車、給水が充電

(1)空気と水とアルミで1600km走る、変わるか電気自動車
米AlcoaとイスラエルPhinergyは、2014年6月、アルミニウム空気電池で走行する電気自動車を公開した。金属アルミニウム自体を電気の「缶詰」として利用するため、充電せずに走行する電気自動車となった。

(引用:ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1406/12/news080.html


(2)「液体電池」で600km走る車、給水が充電
レドックスフロー蓄電池技術を革新したと主張するnanoFLOWCELLは、2014年7月、新型電池を搭載した電気自動車「QUANT e-Sportlimousine(クアントeスポーツリムジン)」の公道試験が可能になったと発表した。新型電池は液体に電力を蓄える。電気自動車をどのように変える技術なのだろうか。

(引用:ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1407/25/news041.html


上記2記事とも長いので、

ご興味のある方は元記事をご覧ください。


電気自動車(EV)の肝は電池です。

EVが普及するには色々なファクターがあると思いますが、

電池は一番大きなファクターですね。

上記2つの記事で紹介される電池は、

EV普及に一役買えるようなものなんでしょうかね?


(1)のアルミニウム空気電池ですが、

これは電池自体を交換するというコンセプトです。

EVの電池交換、ありましたねそんなビジネス。

あれ、今、どうなっているんでしょう?


アルミニウム空気電池は1kgの重量当たり32km走るそうです。

で、クルマには50kg積んでるそうです。

なので、1600km走れる計算です。


電池交換は、この1kg単位で行うそうです。

電池部分の写真が出ていますが、

どう見ても簡単に交換できるような感じではなさそう。

クルマを持ち上げたり、特殊な工具を使わないと

交換できないようなものであれば、

普及するかどうか、疑問です。


さらに、価格情報の掲載がありませんね。

1kgで32km走る訳ですから、ガソリン価格・燃費と比較すると

まあ、200円くらいならいいかな〜と言う感じでしょうか。

200円って、ダイソーで単三電池8本分くらいですね。

これで32kmもクルマが走るとは到底考えられません。

つまり、コストはべらぼうにかかりそう!


(2)のnanoFLOWCELLですが、

電気を蓄えた水溶液を入れるだけとか。

それって何?って感じですが。

タンク容量を大きく取らないと長距離走れないみたいですが、

1つのタンクが200Lでそれが2つ必要で、

電気容量としては120kWhだそうです。

で、20kWh/100kmなので600km走れるとか。

日産リーフは24kWhで200km走れると謳ってますが、

実際は120km位ですから、そうんなもんかと思います。


400Lのタンクが必要と言うことですが、

水溶液の比重を1とすると、水溶液だけで400kgです。

ちょっとした軽自動車の重量です。

水溶液の重さで電費が悪くなるような感じですね。

航続距離を犠牲にしてタンクを小さくする手もありますね。

100Lタンク2個、200kgで300km走る。

それでもいいかもしれません。


この水溶液って、簡単に入手できるものなのか?

街中に溜めておいて危険がないのか?

価格は?

1Lで1.5km走る計算ですから、

1Lで15kmくらい走るガソリンとの比較で

1L当たり10〜15円くらいですかね。

ペットボトル2Lの水が100円くらいで買えますから、

水より安いということです。

ちょっと無理そう!

まだまだ未知な部分がいっぱいありそうで、

普及にはハードルが高そうです。



ということで、

2つとも技術はあるがビジネスになるまでの要素は整っていない

と言う感じですかね。

posted by Import-EV at 10:43| Comment(0) | バッテリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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