2014年04月21日

昨晩放映のNHKスペシャル「シリーズ 廃炉への道 第1回 放射能"封じ込め" 果てしなき闘い」ご覧になりましたか?

数十年という時間の重みを、私たちは想像することができるだろうか−。
3年前の東日本大震災で、3つの原子炉がメルトダウンするという世界最悪レベルの事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所。現場では、溶け落ちた核燃料を取り出し、強い放射性物質を帯びた原子炉を解体する「廃炉」の作業がようやく始まろうとしている。3つの原子炉を「廃炉」し、避難した住民を帰還させるという、人類史上例を見ない試みは、果たしてどのような経過をたどるのか、福島第一原発の「廃炉」を長期にわたって徹底記録。科学的、社会的課題に向き合う大型シリーズを4月からスタートさせる。第1回は、「廃炉」がいかに果てしない作業か、数十年という歳月が人びとや社会にどのような影響を与えるのかを探っていく。NHKは、廃炉の“先進地”である、アメリカ・スリーマイル島原発やチェルノブイリ原発も徹底取材、廃炉に関する貴重な内部映像を入手した。福島第一原発の廃炉作業にもカメラを入れ、廃炉の大前提である「放射能の封じ込め」に苦闘する現場を見つめる。さらに、廃炉の行方を、固唾を飲んで見守る福島の人びとや自治体も取材。廃炉が人間や社会に与えるインパクトを探っていく。シリーズは、数十年かかる廃炉の作業を、取材制作スタッフも代替わりしながら長期的に記録していく、新たなテレビ的挑戦としたい。

(引用:NHK)
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0420/index.html

昨晩21時よりNHKスペシャルが放映されました。

「シリーズ 廃炉への道 第1回 
 放射能"封じ込め" 果てしなき闘い」

福島第一原発の1〜3号機のメルトダウンした燃料棒

(もう棒状態ではありませんが)を取り出す作業が

いかに大変かを映像で解説してくれました。


燃料棒は原子炉内で溶けて格納容器内まで到達しており

高濃度の放射性物質の塊となっています。

これを格納容器の上空から何らかの手段で

塊を崩しながら釣り上げて取り出す作業です。

この作業を行えるようにするには前段階として

格納容器内を水で満たす「冠水」を行う必要があるそうです。


冠水を行うにはその前段階の作業として、

今問題になっている地下水の流入を止めて、

かつ、格納容器内の汚染水の流出も止める必要があるようです。

そのために福島県の漁協にお願いして

汚染する前の地下水のくみ上げと海への投棄をお願いし、

了解を得たという段階のようです。


地下水の流入が止まったとしても

格納容器内に溜まっている汚染水の流出をどう止めるのか、

それも一つの高いハードルのようです。

さらに、冠水ができたとしても、

格納容器上空から溶けた高濃度の燃料棒の塊を取り出せるのか、

取り出すためにはどういう技術が必要になるのか、

などなど

全く先が見えない状態のようです。


しかも、このような原子炉が3つもあることも

忘れてはいけません。


廃炉計画では40年くらいかかると言われていますが、

もしかするとその何倍もの時間がかかるかもしれません。

現実はそう簡単ではないようです。


再放送があるようですので、

見のがした方は是非ご覧ください。

再放送:4月24日(木)午前0時40分〜1時53分

ラベル:原発事故 汚染水
posted by Import-EV at 10:47| Comment(0) | 原発事故・放射線関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。