「ドローンプログラミング学習」無料
TELLOという商品名のドローンを使った
プログラミング学習用のアプリです。
最近、小学校などでプログラミング教育が行われてますよね。
その教育ツールとして良く使われるのが
MITが作った「スクラッチ」と言うアプリですが、
これはパソコン画面上で動くキャラクターを使って
プログラミングを学習するアプリです。
(他にもたくさん機能があるようですが、
そこまで深く調べていません。)
「スクラッチ」を使ってこのTELLOを動かすこともできますが、
事前作業にちょっと手間がかかるのと、
単純に飛行させるだけしかできないので、
「プログラミングなの?」という疑問も残ります。
「TELLOを使って体育館などで楽しく授業をする」
と言う目的だけなら全く問題なく使えます。
では、「スクラッチ」と本アプリで何が違うのか?
飛行制御は同じです。
違いは、カメラ画像を使って
QRコード検出と顔検出ができるという点です。
それがプログラミング学習にどの程度役立つのか?
私もそれを知りたいです。(笑)
なので、あえてアプリをリリースして
現場で実際にプログラミング学習を行っている
先生に使ってみて頂きたいと思っています。
それで、どのように使えるのか、使えないのか、
何があればもっと良くなるのか、フィードバックを頂いて
より使えるアプリに改善したいです。
プログラミングをしてTELLOを飛行させている間に
QRコードを検出すると、
事前にQRコードに埋め込まれた問題をiPad画面に表示します。
この問題は○×問題で、生徒さんはその問題に回答します。
正解・不正解の場合に「ピンポン」「ブッブー」などの
効果音を設定できるようになっています。
プログラミングで言うところの「if文」を想定していて、
「もし(if)問題に正解したらxxの効果音を出す、
そうでなければ(else)xxの効果音を出す」
と言う意味合いです。
ちょっと説明が苦しいですが...
ドローンを使ったプログラミング学習で
飛行制御以外のif文やwhile文を活用することは
難しいです。
上記の「○×問題」は苦肉の策です。
同様に、飛行中に人の顔を検出すると
設定した効果音を鳴らして
顔検出時の画像をiPadに保存します。
これらの機能にどれだけ教育的な効果があるのか、
私自身が知りたいところです。
実際に現場の先生に使っていただき、
正直なコメントを頂ければと思っています。
なので、ユーザー登録制にしています。
App Storeでの審査で審査員がアプリの動作を確認するのに
TELLOの実機がないと審査できないので
「動画を撮影してくれ」と依頼がありました。
本アプリで適当にプログラミングして動画撮影しました。
実際のプログラミング画面はこちらです。
これを実行したときの動画がこちらです。
一応、小学校やプログラミング教室、ドローン教室などの
法人や団体を利用対象としていますが、
個人でTELLOをお持ちの方、あるいは
これからTELLOで遊んでみようと思っている方でも、
ユーザー登録していただければ本アプリをお使いただけます。
現状では無料でご利用いただけますが、
もしこのアプリが教育用に使えるまで改善できれば、
将来的に有料化しようと思っています。
ドローンに興味があれば
お気軽に利用していただければと思います。
最後になりましたが、
ドローンのアプリを作ることになったきっかけですが、
「厚木ドローンスクール」開催のドローン教室での経験です。
この教室に参加した数日後に私の方から連絡をしまして、
「ドローンを使ったアプリでビジネスができないか」と
相談を持ちかけました。
この教室は愛甲石田にあり、早速出向いてお話を伺いました。
色々お話をさせて頂きましたところ、
TELLOを使ったプログラミング学習用のアプリなら
将来的にはビジネスチャンスの可能性はあるかも、
とのお話を聞いて開発した次第です。
お話を伺った代表の古座野さんには大変感謝しております。
ドローンに興味がある方、
厚木市内にこのような教室がありますので、
是非、訪ねてみてください。
厚木ドローンスクール
https://www.abw.co.jp/school/
では、また。